小さいけれど、どんなものだって爆破する。そんな存在になりたくて……

なつやすみのにっき  1ねん2くみ あきつマイカ

2013.09.01

替え歌

芸のためなら 女房も泣かす

それがどうした 文句があるか
雨の東京 田端まで
締め切り前の 編集者
今日も呼んでる 今日も呼んでる
芥川龍之介
「そりゃ僕は阿呆だ 薬も飲むし 女も泣かす
 だけれど それもこれも みんな芸のためだ
 今に見てみろ! 僕は日本一になってみせる
 日本一だぞ わかってるだろ 文子
 何だその辛気臭い顔は 紙だ! 紙だ!
 紙買って来い!」
そばに私が ついてなければ
なにも出来ない この人だから
泣きはしません つらくとも
いつか文士の 華になる
惚れた男の 惚れた男の
でっかい夢がある
「好きだから一しよになった仲じゃない
 あなた遊びなさい 薬もやりなさい
 あなたが日本一の文豪になるためだったら
 わたしどんな苦労にも耐えて見せます」
凍りつくよな 浮世の裏で
耐えて花咲く 夫婦花
これが俺らの 恋女房
あなたわたしの 生き甲斐と
笑うふたりに 笑うふたりに
田端の春が来る
『浪速恋しぐれ』の歌詞を聴いて、龍之介と文ちゃんの関係に似ていたと思ったので、つい替え歌にしてしまった。龍之介も文ちゃんも東京出身なので、標準語で。
あんな死に方をしたけれど、龍之介には夢があって、もっと幸せな人生を送りたかったのではないかと思ったので、最後のハッピーエンド(!?)は、そのまま生かしてみた。

コメント

コメントフォーム

(不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。
適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

表示:PC