なつやすみのにっき 1ねん2くみ あきつマイカ
2013.07.06
つまらない……
最近、歌番組多いなぁ~。
うちの母がテレビ大好き人間で、よく音楽番組を見ている。
本当は古き良き時代の曲が好きなのだが、最近のアーティストのものも観ている。
あたしは正直、これらが退屈でならないのだが、作業していたり、読書をしているときでもお構いなく、
「本読んだり、パソコンをするのもいいけど、たまにはテレビも観なさい。面白いよ~!」
と言われ、半強制的に見せられるのである。これが食事中なら尚更だ。
自分がお笑いが好きで、色んな番組を観ていた、録画していた頃は、
「そんなにテレビばかり観て、何になるの?」
と常々苦言を呈していたくせに。
まあ、ひとりで住んでいる訳ではないので、妥協しなければならない部分だってある。
それに、自分がチャンネル権を持ったところで観る番組など無い。
だから、しようがないのだが。
それにしても、ここ数日、長丁場の音楽番組の多さに閉口している。
この前も12時間ずっと音楽番組だけをやっている番組があったし、昨日はMステのスペシャル、そして今日も10時間の番組だ。
結局はAKB48と嵐がメインで、他もほぼ相場は決まっている。
これらのメンツが集まった状態に、百恵さん・ピンクレディー・聖子ちゃんなどと言った、古き良き時代の歌手の映像をただひたすら流す。
そして、現在のアーティストが、合間合間に持ち歌を歌うだけ。こんな退屈な歌番組が最近は多い。
いや、これが五年前ならそれほど腹も立たない。あの頃は、いい曲がいっぱいあった。
これで退屈と言うのなら、GLAYが売れていた時代も、小室ファミリーがミリオンセールスを連発していた時代も、百恵さんの現役時代も、美空ひばりさんがご存命だった時代も、すべてが「退屈」になってしまう。だが、それらであれば寧ろ観たいと思える。今の音楽番組とは何処か違う。
何故なのだろうか。正直を言うと、売れない曲のゴリ押しだからである。
今の中学生や高校生は、あのての音楽番組に出ているようなアーティストの曲ではなく、ヴォーカロイドを聴いている。
何故なら、生身の人間の曲がつまらなくなったから。ニコニコ動画やYouTubeなどで気軽に聴けるというのもあるが、今のアーティストに物足りなさを感じているから、という意見の方が大きいのではないだろうか。
1990年代の曲を聴くと、改めて当時の曲の良さに気付く。
TRFやSPEEDの楽曲・ダンスは今見てもかっこいい! あれを素人がやるのはかなり難しい。(TRFのエクササイズ経験済み)
PUFFYが流行ったのは、TRFやSPEEDとは正反対で、ゆるさが受け入れられた。それにあのふたりはぶりっ子していなかった。
SMAPも今を否定する訳ではないけど、当時は今以上にメンバーの個性が生きていた。
B'zやミスチルや桑田さん(サザン)や福山さんも、もっと楽曲に力があった。
今は、アイドルはぶりっ子ばかりで、どれも安っぽく見える。握手会をすれば、複数商法をすれば、ジャケットやPVに旬のモデルを起用したら、バカ騒ぎをしたら、それが売れる時代になった。本当に悲しいものだ。増してや、若手のアイドルやアーティストは、売れている人をインスパイアしたり、同じ事務所の後輩だからと売り出す。だから、結果として似たようなアーティストばかりになる。
ヴィジュアル系は一時期からグロテスクでネガティブなバンドばかりになったし、それ以外のバンドは、顔もファッションもその辺にいそうな兄ちゃんたちの集まり。大して歌や演奏が上手い訳でもない。歌詞は正直を言うと、自分にでも書けそうな陳腐なものばかり。曲も単調だ。
そして、SMAP・B'z・ミスチル・サザン・福山さんといった、20年以上前から活躍しているようなアーティストが、未だに人気がある。
デビュー15年目、今年までに全員が30代になる嵐ではフレッシュさに欠ける。メンバーが流動する一過性のアイドルたちも次世代のトップは望めない。
それらの大御所を落とせるくらいの若手がそろそろ出てくればいいのだが、残念ながら、このままでは出てきそうにないのが現実である。