習っていない漢字は書くな?
昨日、インターネットで調べ物をしていたら、ある事実を知った。
今の小学校は、「習っていない漢字は、自分の名前であっても平仮名で書くように」指導するらしい。
英語教育であれば、いくらでもさせるのが、小学校も含めた、今の義務教育である。
その反面、日本語教育は疎かになる、自分の名前も漢字で書けない人が増える。
そんな、矛盾したことが、今の小学校で起こっているのだ。
社会科の授業では、歴史上の人物や、都道府県の名前が必ず出てくる。
そういった場合でも、やはり「習っていない漢字は書くな!」だろうか。
その場合、かなり間抜けなことになる。
小学校で習わない漢字は、都道府県の多くに使われている。
それらをすべて平仮名にしてしまうと、それぞれ、
いばら城、とち木、さい玉、神な川、新がた、と山、福い、山なし、静おか、
大さか、な良、おか山、か川、愛ひめ、福おか、長さき、くま本、宮ざき、かご島
となってしまう。
(ぎふ、しが、さが、おきなわは完全に平仮名になるが、上記に比べたらまだマシだと思う)
「かご島」なら、まだわからなくもない。実際に島が多い県なので。
だが、「山なし」は本来の県の姿と正反対になってしまう。
「福い」ではかえって縁起が悪そうだ。
「新がた」って、何が新型なのだろう。コシヒカリ? トキ?
納豆と水戸黄門の県は、ディズニーアニメに出てきそうな可愛らしい県名になってしまい、
湘南とみなとみらいの県は、まるで桃太郎のように、神様が河上からどんぶらこと流れてきそうな県になってしまう。
しかも、「福い」以外の平仮名を当てた部分の漢字は、いずれも常用漢字ではない。
そうなると、中学校を卒業しても、それぞれ「かご島」「山なし」「新がた」「いばら城」「神な川」と書かなければならなくなってしまう。
こんな教育があるだろうか。
英語教育よりもやらなければならないことは、まだまだ他に沢山あると思う。
(2013年8月7日)